雨樋の雨漏りや破損は、放置しておくと勢いよく落ちた雨水で、外壁が汚れますし、腐食したりしてきます。二次被害を出さないためにも、早めのケアが大切になってきます。
雨樋の修理を自分でやってみよう!と思う方はまず、雨樋の仕組みをわかっていたほうがいいと思います。まず、雨樋の種類や材質ですが、メーカーによっても違ってきますし、様々な種類の雨樋があります。
最近は塩ビ管といわれる、塩化ビニールの管が主流になっているようです。気候によっても、使われている素材に違いがあるらしく、雪の少ない地方ではプラスティック製が多いとか、海の近くはさびが発生しやすいので、塩ビ製の雨樋が多いとか、環境によってもいろいろ変わってくるようです。
この雨樋の材質によって、自分でも簡単に修理ができるのかというのが、違っています。自分の家の雨樋の素材は何なのか調べてみることがはじめの一歩です。
雨樋の修理を自分でするためや、業者に頼む際でも、雨樋の簡単な仕組みは知っておいたほうがいいでしょう。ここでは、雨樋の簡単な仕組みと、各部の名称について、ご紹介したいと思います。
雨樋は実に11の部位から成り立っています。
軒とい部品としての「軒とい」「軒継手」は3~4mの屋根の軒をぐるっと回っている部分です。
その軒といの曲がりに使われている「曲り」は外曲がりと内曲がりがあります。
上から下に水を流すためにたてに取り付けられる部分で「たてとい」排水落とし口に「飾ります・軒天ソケット」でつなぎます。
落とし口には「集水器」をとりつけます。「エルボ」は入り組んだ外壁に応じて、たてといを曲げる部位で、ロングエルボ、ショートエルボなど種類があります。
その他にも、2本のたてといを集中排水する「寄せます」などの部位があります。これだけの部位が、組み合わさって、雨樋が作られることになります。
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雨樋の破損は、材質が塩ビ管の場合は自分で簡単に修理することもできます。雨樋の修理のためにも雨樋の各部位を、覚えておきましょう。エルボは外壁に応じてたてといを曲げる部位です。メーカーによっても規格は違いますし、ロングエルボ、ショートエルボなどの種類もあります。
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